先日、東京ビッグサイトで開催された「ものづくり」をテーマにした展示会に参加しました。
多くのブースを見学した中で、特に印象に残ったのが「広告デザインにおけるユニバーサルデザイン」の取り組みです。
この記事は、展示会で学んだ内容を整理し、朝礼の3分間スピーチにも使える形でまとめています。
ユニバーサルデザインの7原則
ユニバーサルデザインには以下の7つの原則があります。
①誰でも公平に利用できる
②使い方に柔軟性がある
③簡単で直感的に分かる
④必要な情報がすぐ理解できる
⑤ミスや危険につながらない
⑥少ない力で楽に使用できる
⑦アクセスしやすい寸法やスペース
このうち、特に広告デザインに重要なのは「①公平性」「③直感的」「④情報の分かりやすさ」です。
伝わる広告デザインの工夫
「伝わる広告=惹かれるデザイン」と考えられています。
そのためには、次のような工夫が有効です。
文字の調整:大きさだけでなく、行間や余白を意識する
フォントの選択:誰にとっても見やすいUDフォントを活用する
色使いの工夫:明度の違いや形の違いを組み合わせることで、より多くの人に伝わりやすくなる
惹かれるデザインに必要な視点
さらに、人を惹きつけるためには以下の工夫も欠かせません。
広告の目的を形にする
印象に残るキーワードを使う
テキストを簡潔で記憶に残る表現に整える
まとめ
展示会を通じて学んだのは、広告デザインには「伝わること」と「惹かれること」の両方が必要だという点です。
見やすく分かりやすいデザイン(伝わる)と、見た人がイメージをふくらませられるデザイン(惹かれる)のバランスが重要です。
これは広告だけでなく、社内資料やプレゼン資料作成にも応用できます。
今回の学びを、日常のコミュニケーションや仕事に活かしていきたいと思います。